むかしむかしの話
いつも隣を歩くあなたは
立ち止まるたび振り返る
その居心地の良さに
きっと頼りすぎていたんだね
2人の距離は永遠だよ…
いつからだろうか
自負に変化していった
いつも隣のあなたの視線は
立ち止まるたび遠くを見つめる
その居心地の悪さに
わざと腕を絡めた…
2人で居られれば良かった
変わらない
少しずつ
距離は近づいて
きっとそのうち気持ちも伝わるなんて
いつも隣を歩くあなたの心
知らない誰かに委ねられていた
なにもしないで
その居心地の良さに
包まれていたかったのは
私の想い
視線で追って
距離も心も
近づく努力をしたあなた
あなたの笑顔が嬉しくて
だけどそれがあたりまえで
あなたの変化に気付かなかった…